メギを栽培する場合は、どこに植えても陽当りのよい場所であれぱ脚題はありませんが、前述の通り強いトゲがありますから、手や身体に触れない場所を選ぷ必要はあるかも知れません。 生垣などに使用する場合は、害敵からの侵入が防げるので、一石二鳥かも知れません。 なお、メギの繁殖には、芽出し前の春、前年伸びた新幹を2i3節を切り輪切りにし、鹿^沼土や桐生砂などに禰すと、容易に活着しますので、発根したら9月中旬頃に鉢上げするか、庭植えにすれば、多量に苗を得ることができます。 また、メギは叢生しますので、春先に一本ずつ株分けしても活着します。 苗の入手が簡単な樹種ですから、ぜひ作ってみて。 夢はもうすぐ。 岩壁にへばりつき、雨、風、雪に耐え、また落岩による被害を受けながらも、必死に生き抜いてきた。 真柏の懸崖樹の生きざまを考えると、胸が熱くなってくる。 真柏のそれもグッと下方へさがった、懸崖樹のスゴイ奴を、一度でいいから水やりをし管理してみたい。 盆栽好きにとって、夢のひとつだと思う。 ここに、真柏の懸崖樹がある。 東北・三陸の岸壁にとりついていたものであろう。 氏のもとへやってきて、4年近くになる。 当時の姿はまだ葉がまばらで、葉も長く、偏平状であった。 それを芽つみを繰り返すことで、現在のような姿になった。 葉も八方に展開するようになった。 |