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耳垂れうさぎのホーランドロップとは
耳垂れうさぎの中では、もっとも小さい品種です。
理想的な体重は、約1.4Kgといわれています。
がっしりとしたからだに短く太い足、リンゴのような丸い頭が、肩にぴったりとくっついています。
目の横から垂れる耳は、スプーンのような形をしていて、頭の上から両耳の付け根にかけて、「クラウン」と呼ばれる2つの毛の盛り上がりがあります。
オープンな性格で人懐っこい個体が多いのですがまたヤンチャなところもあり、甘やかすとわがままになることも。
起源は、ネザーランドドワーフとフレンチロップを交配し、さらに耳垂れにするためイングリッシュロップを交配、再びネザーランドドワーフを交配させ小型化しました。
耳垂れうさぎのホーランドロップの選び方
下痢はお尻の周りを見てチェックする。
買ってはいけない下痢の子を見分けるコツは、お尻を見ることです。
普通うさぎはコロコロウンチですから、お尻の周りに付くことはありません。
お尻の周りが濡れていたら、下痢をしている証拠です。
また、肛門の周りがただれていることもあります。
そういう子も、下痢をしているか、下痢をしていてウンチがこびりついていたためにただれてしまったのです。
ときどき、ウンチを踏ん付けて、くっ付けてしまううさぎもいますが、黒い丸いウンチなら安心です。
下痢便の場合は、トロトロしているのでお尻の周りに付くのです。
それに、ハナ垂れメヤニ涙も。
子うさぎに多い症状の一つです。
鼻水を垂らしていて、鼻の周りが濡れています。
もともと、鼻の頭のところは湿っているものですが、周りの毛まで濡れているのは鼻水です。
中には、鼻が粘液状になってこびりついている子もいます。
また、鼻水と一緒にたいてい涙や目ヤニも出ています。
どちらもやめておきましょう。
見た目にはきれいでも、顔を近付けると、何となく臭い子もいます。
ウンチやおしっこの臭いとは違う臭さです。
そういう子は、歯か、鼻が膿んでいる可能性もあります。
とにかく、群れの中でも元気な子が一番です。
痩せ過ぎ、太り過ぎ、お腹が出ているのもダメ。
うさぎはもともと、太ってもあまり背中に肉がつかない体質なので、触ってみるとすぐ骨の感触があるものです。
そのうえ、毛がふわふわしているので、痩せているか、太っているか分かりにくいのです。
でも、ペットショップでたくさんの子うさぎを見てみれば、だいたいの体型はわかるはずです。
太り過ぎも、痩せすぎも子供のうちは問題です。
また、お腹のところだけぷっくりと出ている場合は、鼓腸症や毛球症の疑いがありま
すので注意を。
太り過ぎは病気の疑いもあるのでやめましょう。
座ったときの尻とお腹の幅がほば同じなら標準タイプです。
尻とお腹の‘幅’比べて太り具合を見るのです。
うさぎが太るときは、お腹の方から肉がついてくるようです。
走り方に関係があるのか、腰の辺りには脂肪はあまりつかないようです。
ですから、背中の後ろのほうを触っても、痩せていると勘違いしてしまうことがあります。
背中を首の辺りからちょっと強めになでてみて、背骨の突起がごつごつと感じられるようではやせ過ぎです。
また、うさぎはふっくらして見えるのが当たり前ですから、見た目に痩せているようでは体だけでなく、体調が悪くて毛並みもあまりよくないということです。
耳垂れうさぎのホーランドロップの性格
3月になるとするものは、雄うさぎのケンカ!。
ヨーロッパでは、野生のうさぎは3月頃繁殖期を迎えます。
この頃の雄うさぎは雌のとり合いで夜になると、あちこちでケンカを始め、人間が近づいても気づかないほどで、「3月の気狂いうさぎ」といわれるそうです。
カイウサギは、産まれてからずっと一緒だった兄妹は仲良く生活できる場合もありますが、繁殖が可能になると雄同士はケンカが多いようです。
複数飼育をする場合は、雄一頭と、雌数匹の組み合わせがいいでしょう。
雌を巡ってケンカするのは雄うさぎです。
耳垂れうさぎのホーランドロップへの接し方
木の根もカジるうさぎの歯は一生伸び続けるからです。
うさぎの歯は生涯にわたって伸び続けます。
それは、ときには堅い根っ子や本の皮を食べなければならないこともあるからです。
そんな堅いものを食べていたら、普通の歯だとどんどん削れてなくなってしまいます。
しかし、ペットになって柔らかい餌しか食べなくなったうさぎは、歯が伸び過ぎてしまう不正咬合という病気が流行っています。
うさぎの現代病ですね。
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