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<その他注意事項>。 @農薬は、濃度が濃いと効果があると誤認する向きもあるようだが、一定以上濃いと害が出る可能性があるから、規定濃度を守ること。 A特に殺菌剤などの場合は、濃いこ とよりも何日めにつぎの散布をするかの方が効果が大きいのが普通である。 B殺ダニ剤では、一つの農薬を続けて使うと、虫に抵抗性ができて効かなくなるので注意を要する。 このような傾向は、殺菌剤のベンレートなどにもあるという。 C同じ濃度の農薬でも、その日の気象条件によって、例えば乾きが著しく遅いようなときは薬害がでることがある。 D石灰硫黄合剤については、金属を腐食させる恐れが大きいからその散布の際には周囲の状況に注意する。 E杉、蝦夷松、黒松などに発生する「ハダニ萄凧」は、だいたい乾燥によって発生するもので、葉水を多くやれば発生しないし、また、現在発生しているものも、葉水をたくさんやることによって農薬を用いなくても防除することが可能である。 ローマ入もまた、はじめはバターを知らなかった。 かれらは[スイスの]ヘルペティア人からバタ」のことを学んだ。 ローマ入は、戦争のときもそうだが、旅行者としてかれらと交渉があった。 裕福なローマ入は、休暇をアルプスで過ごすことを好んだ。 そこへは、ローマ帝国の整備された道路を馬や馬車に乗って、たやすく行き着くことができた。 ス/スでは、ローマ入はミルクやチーズを食べて保養したのである。 ヘルベティア入のミルクは、ローマのふつうの混ぜものミルクよりもはるかにすぐれていると、歴史家たちにほめられている。 ローマとアウグスブルクでのウシの価格ローマ貴族のぜいたくな饗宴の話などから私たちが想像するのとちがって、ローマ入の肉の消費量ははるかに小さいものであった。 民衆は、一きれの焼肉にありつけることさえ稀であった。 かれらは、むしろ魚や家禽にたよっていた。 カルタゴ入との戦いで最後の勝利をおさめたのち、ローマの「経済の奇跡」の期間、仕事をもたない人びとー実際には職につくことができない人たちーにたいして国家が扶養の義務を負うという法律が成立した。 |