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正しい考え方。 「始めに光ありき」という言葉があるが、私は別に宗教を言うのではない。 植物生理の基本はあくまで光合成にあるのである。 植物が水と炭酸ガスを吸収し、太陽光線のエネルギーをかりてブドウ糖を作る。 これを、 「炭素同化作用』または「炭酸同化作用」と呼び、光合成の第1段階である。 こうして出来たブドウ糖に、根から吸収された窒素が加わり、核酸や蛋自質を作るのである。 これを 「窒素同化作用」と呼び、光合成の第2段階である。 この2つを合わせたものが、本当の光合成なのである。 こう考えると、窒素が幾ら吸収されても.前段階の「炭酸同化作用」が行なわれていなけれぱ、窒素は吸収されても、意味はないのである。 落葉する雑木などは、芽の出る前に幾ら肥料をやっても、葉がないから、「炭酸同化作用」は行なわれず、ブドウ轄は出来ない。 この状態で肥料をやっても、それは意蛛がないから、 「芽出し肥え」という喬葉は適当ではないのである。 これこそ我々が、枝枯れ病を考えるとき、まず念頭に置かなけれぱならない第1の問題でおる。 始めに述べたように、@の綱菌もAの蘭類も植物である。 そして、植物の「栄養は蜜素」である。 植物が病気などで弱っているときは、葉が作用する「炭酸同化作用」は旺盛ではない。 つまリブドウ糖の生成は少ないのである。 このような状態のときに肥料を多く施すと、吸収された窒素は「窒素同化作用」が充分に行なわれないから、※「生」のまま、枝葉のなかに存在することになる。 (注※ ここで「生」と述べたのは、無機の形で吸収された窒素が、本来なら同化されて有機になるのだが、同化されずに無機のまま存在するこ.とをいう。 )。 まぎれもなくアレクサンド・ス大王[・ケド一亭王。 前三五六⊥三三隼]は、これらの動物の群れを軍隊に守らせて・エジプト・ペルシア、インドから、ギリシアやマケドニアへ運んだのである。 いくらかやせた現代のバルカン産家畜スイギュウは、インドスイギュウの貴重な子孫であると考えてよいのだろうか。 一六世紀に・トルコ軍が生きた食糧としてスイギュウを連れてウィーンに攻め入ったとき、ウィーンの家畜は新しい血を受けいれている。 一八七八年のベルリン会議後、トルコ軍はバルカン半島の大部分からしりぞき、一九一二年には、かれらは欧州における最後の足がかりをうしなった。 けれども、スイギュウはアルバニア、ブルガリアやルーマニァの低地に残ったのである。 家畜ウシの種類 スイギュウ。 ガヤル。 家畜ウシ。 [家牛]。 ヤク。 コブウシ。 インド野生のアルニよりインド野生のガウルより。 近東、たぶん欧州もオーロックスより。 チベット野生のヤクより。 北インドおそらくオーロックスとガウルの交配による。 中国、南アジア、エジプト、南西欧州。 インド西アジア、欧州、北アァリカ、オーストラリアチベットと近隣の高地。 米、中国、近東、エジプト、北アフリカ、薦米。 |