基本的に、春に伸長する稜壷翻濃轟し、後に伸びる2番芽に矮化窺が有効というデータもあります。 という 、ことは、骨格作りをかねた切り込みと、それによって生じる2番茅の短節化という1石二鳥の効果も期待できるわけで、今後の研究がまたれます。 盆栽にならぬ樹はない古い時代だといえばそれまでですが、明治・大正時代の盆栽譜には現在ではほとんど見られない樹種があります。 南天桐、アオギリ、イチジクなど、なにが面白くて作ったのか分からないほど(失礼)で、樹形や盆栽観の変化だけでなく、樹種の多様さに驚かされます。 盆栽観の変化は別として、盆栽の楽しみ方にはそれほどの相違がある'とは思えないのですが、いかがでしようか? 山野に自生する樹種には、ご存知のようにたくさんの盆栽向きの樹があります。 そして様々の性質を持っているものです。 盆栽に作りにくいというのは、全体としては魅力があるけれども、性質のなかのひとつ、ふたつが盆栽にはなりにくいということが多いようです。 そしてこのや っかいな性質が、その樹の魅力ともなっているわけです。 技術的な問題として、その難点をとり出してみると次の2点になワます。 @枝ができにくい。 葉も大きい。 A根元・足元など直線的な素材が多い。 |